2025年12月に開催された「AWS re:Invent 2025」で、ソニーグループCDOの小寺剛氏が小寺剛がAWS CEOのマット・ガーマン氏が行った基調講演にゲストスピーカーとして登壇しました。その内容は、単なるクラウド導入事例の紹介に留まらず、ソニーが掲げる「感動(Kando)」という存在意義を、いかに最先端のテクノロジーで再定義し、未来へつなぐかという深遠なテーマを扱っています。
小寺CDOは、ソニーがエレクトロニクスからエンタテインメントへと事業領域を広げる中で、一貫して技術の変遷と共に感動の届け方を進化させてきた歴史を詳述しました。特に、2025年に日本映画として歴代最高の全世界興行収入を達成した『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の成功に言及。この象徴的な成果は、クリエイターのビジョンとファンへの深い理解を掛け合わせることで、新たな感動を届けるというソニーの戦略が現実のものとなっていることを示しています。そして、この成功を支える上で、AWSとの連携が極めて重要な役割を果たしていると強調されました。
基調講演のハイライトとして紹介されたのが、ファンとクリエイターの間に深い理解と繋がりを生み出す「Sony Data Ocean」と「エンゲージメントプラットフォーム」の戦略です。AWSサービスを活用して500以上のデータセットから760テラバイトものデータを処理するこの基盤こそが、クリエイターのビジョンとファンへの深いインサイトを掛け合わせ、次の「感動」を創出する鍵となります。
さらに、業務効率化の領域では、Amazon Bedrockを活用した自社開発のEnterprise LLMを57,000人以上が利用し、AIエージェント機能の導入により、コンプライアンスレビューなどのプロセスで100倍の効率化を目指すという、具体的な目標も明らかにされました。
本記事の読者の皆様にとっても、このソニーの事例は、データとAIが既存企業の存在意義をいかに高め、顧客体験と企業生産性の両輪を回すかという、DX戦略の最前線を示す貴重なケーススタディとなるでしょう。まずは、小寺CDOの登壇映像(youtube/AWS Events)から、その熱量とビジョンを直接感じ取ってみてください。
AWS re:Invent 2025 – Customer Keynote Sony Group Corporation(youtube/AWS Events)
※日本語字幕設定あり
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参考記事(外部リンク)
感動を「創り」、「届ける」ためのテクノロジー - AWS re_Invent 2025に小寺CDOが登壇 – _ ソニーグループポータル



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