能登半島の先端、石川県珠洲市。この地で800年以上の歴史を誇る「珠洲焼」が、今、大きな転換点を迎えています。
2年前の震災と津波により、市内の窯場はすべて損傷。多くの職人が廃業を余儀なくされる中、珠洲焼作家の清水竹徳さんは「絶望」という言葉がよぎる状況から、再び土をこね、1,500個ものレンガを一つずつ積み直して窯を修復してきました。
【かしゆか取材】新たな窯で復興へ…思いつなぐ珠洲焼 珠洲焼作家“絶望”からの歩み(youtube/日テレNEWS)
動画内では、Perfumeのかしゆかさんが清水さんのもとを訪れ、再始動した窯から焼き上がったばかりの作品を手に取る様子が描かれています。それは震災直後から続いてきた窯の修復や土との対話が、再び一つの「形」として結実した瞬間でもあったのかもしれません。
しかし、一歩外へ出れば被災した家屋が今なお残り、人口減少という厳しい現実が続いていることも、見落としてはならない側面です。それでも、体験教室や展示会を通じて県内外の人々と交流し、伝統を守り抜こうとする職人たちの姿には、地域文化の「しなやかな強さ」が宿っています。
能登の土を使い、特別な技法で焼かれる独特の色合い。その黒灰色の輝きは、復興への確かな希望を照らし出しています。
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地図
石川県珠洲市


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