役所で偶然手にした「正直不動産」パンフが教えてくれたマンション管理の本質とは?

この前、某役所にて、正直不動産のパンフレットがあったのでもらってきました。

こちらですね。(なお現地にはポスターもありましたが、役所内ということで写真は撮りませんでした)

あの『正直不動産』が国土交通省とコラボしてるなんて、正直、びっくりでしたね。まさか行政の啓発に漫画キャラ、しかもあの正直不動産のキャラたちが登場するとは思ってなかったので、かなり意外でした。

なおこの企画は、国交省が2024年10月に発表したもので、マンションの区分所有者向けに作った啓発パンフレットだそうです。

パンフレットの中身としては、管理組合での話し合いに参加することや、共用部分のメンテナンス、外部管理者を導入する際の注意点なんかが、わかりやすくまとめられてました。「全部プロにおまかせではダメなんです!」っていうキャッチコピーも、永瀬財地らしくて説得力ありますよね。行政のメッセージと漫画のキャラがうまくかみ合ってて、読みいってしまいましたね。

最近は、管理組合の役員がなかなか見つからなかったり、高齢化が進んでいたりして、マンション管理業者が管理者の役割を担う「外部管理者方式」という仕組みが増えてきてるようなんですよ。でも、管理の責任は本来、区分所有者が集まって作る管理組合にあるわけで、そのあたりをちゃんと意識してほしいっていうメッセージが込められてるみたいです。

ちなみに『正直不動産』は、小学館の「ビッグコミック」で連載中の人気漫画。不動産業界の裏側を描きながら、嘘をつけなくなった営業マン・永瀬財地が奮闘する姿が描かれていて、読者からの共感も厚く、テレビドラマ化もされている作品です。今回のコラボは、作品の「正直さ」が行政の伝えたいことと重なった、いい例なんじゃないでしょうかね。

とにかく、こういうパンフレットが配布されているというだけでも、国交省の本気度が伝わってくる気がしました。「管理は業者に任せておけばいいや」って思ってる人も多いと思うんですが、こういう啓発が目に見える形で出てくることで、意識を変えるきっかけになると思うんですよ。

マンション管理は、結局、住んでる人たち一人ひとりの責任と関わり方が問われるものなんですよね。この機会に、ちょっと立ち止まって、自分の住まいのことを考えてみるのもいいかもしれませんね。


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関連リンク

今回の話のパンフレットの内容が全文公開されていました。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001766341.pdf
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