株式会社一条工務店が開発・提供する「家づくりタブレット」が、2025年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞した。
出典: PR TIMES
本ツールは、家づくりにおける情報整理や要望の共有を自宅で行えるよう設計された、施主支援型のデジタルプラットフォーム。特に共働き世帯や子育て世代にとって、限られた時間の中で効率的に住まいの計画を進められる点が評価された。
導入当初は利用率16％に留まっていたが、1,300名以上のユーザーアンケートをもとに複数回の改修を実施。現在ではタブレット利用率100％、WEB打合せ実施率85％を達成している。
審査委員は「施主と設計者の距離を縮め、初回から精度の高い提案につながる点」を高く評価。情報共有の即時性が設計の質を高め、施主の不安を軽減する仕組みとして、現代の住宅設計における有効なデザインと位置づけられた。
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