日常の延長線上に防災を組み込む「フェーズフリー」という考え方が、家電の進化によって新たなステージへ向かっています。
今回ご紹介するのは、防災科学技術研究所(NIED)が公開した「第2部 AIoT家電を活用した『フェーズフリー防災』」のセッション映像です。シャープ株式会社の佐藤浩司氏が、インターネットに接続された「AIoT家電」がいかにして災害時の命綱になるかを解説しています。
第2部 AIoT家電を活用した「フェーズフリー防災」|シャープ株式会社 Smart Appliances & Solutions事業本部 Smart Life事業統轄部 戦略推進部 佐藤 浩司(youtube/防災科学技術研究所 / NIED)
家電は常に人のそばにあり、生活に密着した存在です。佐藤氏は、家電に搭載された無数のセンサーが「家の中で何が起きているか」をリアルタイムで把握できる点に着目しています。例えば、能登半島地震の際には、家電のネットワーク接続状況を分析することで、どのエリアで停電が発生し、いつ復旧したかを精緻に可視化できたといいます。
また、家電のスピーカーを通じて、自治体からの避難指示をプッシュ型で直接家庭内に届ける仕組みも検討されています。テレビやスマホだけでなく、冷蔵庫や洗濯機が「防災無線」の役割を果たす未来。フィールドでの調査活動を重視する「with field survey」としても、こうした宅内のデジタルデータが地域の防災力を底上げする可能性に注目していきたいところです。
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