「人が集まるところには、必ずサウナがある」――。フィンランドの街を歩き、人々と対話する中で感じるのは、サウナという存在が単なる健康増進の場を超え、彼らの精神の「基層」を形作っているという事実です。
今回ご紹介するのは、竹中工務店 東京本社のGallery A⁴(ギャラリー・エー・クワッド)で開催されている「フィンランド スピリット サウナ展 ―アルヴァ・アアルトも大切にした場所―」です。北欧建築の巨匠アルヴァ・アアルトは、公共サウナから個人邸のプライベートなサウナまで、生涯にわたって数多くのサウナを設計しました。
フィンランド スピリット サウナ展 ―アルヴァ・アアルトも大切にした場所―【PR動画】(youtube/GalleryA4)
動画内でも紹介されている実寸模型や緻密な設計原図からは、アアルトがサウナという空間に込めた「人間味あふれる」設計思想が伝わってきます。それは、単に汗を流す場所ではなく、静かに自分と向き合い、あるいは親しい人と言葉を交わす「心の余白」としての空間設計です。
目に見える形だけでなく、その背景にある「精神性」や「振る舞い」を読み取ること。このサウナ展は、私たちが日本の都市生活において見落としがちな、豊かな「居場所」の在り方を静かに問いかけてくれる、深淵なフィールドワークの入り口となってくれるはずです。
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地図
Gallery A⁴(ギャラリー・エー・クワッド)



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